16:40〜17:10だけ、空がピンクで湯気が金色になる。近所の空で毎日開催されている30分のショーについて。
発見は偶然だった。夕方の買い出しの帰り、銭湯の煙突から出る湯気が、金色に光っていた。時刻は16時50分。翌日も、その翌日も観測した結果、上映時間が判明した。16:40〜17:10。空がピンクで、湯気だけが金色の、30分である。
太陽の角度が低く、空はまだ明るく、一番風呂に向けて釜が全力になる時間帯。この3条件が重なるのは夕方の30分だけだ。雨の日は中止、冬は5分繰り上げ。近所の空で毎日開催されているのに、観客は今のところ記者ひとりである。
なお観測後にそのまま入浴すると、さっきまで見ていた金色の中に自分が入る仕組みになっている。490円でショーと出演権が付く。通いたい。